仮想通貨の確定申告に必要なもの一覧
負け続けた投資家サンプラザ中野くんの心理。
2年前にようやく円安方向に転換して、それでようやくこれまでの損が全部チャラになりました。円安はまだまだ進むと思っていますが、いまは年内にどこまで行くか気になっているところです。
投資を15年続けてきて、心構えはずいぶん変わりました。最初のころは、数千円損しただけでも「うわー損したー!」「あー何で俺はダメなんだ!」「おかしい、どうして俺が思った方向に動かないんだ!」という気持ちになって、自分のちっちゃい自尊心を見せつけられる日々でした。
でも、ここまで負けが込むともう悟りの境地ですよね。世の中っていうのはそういうもんだ、上がったり下がったりするのが相場だと。悟りつつ、それでも諦めない。諦めたら終わりです。もともと負けず嫌いなんですよ。むしろ負けるわけがないと思っています。こんなに負けてるのにね。
相当高い授業料を払いましたけど、この道に足を踏み入れたおかげで、ものすごく勉強になりましたよ。為替はもちろん、株式でもいまや世界の市場が連動して動いています。その企業だけ、あるいは日本だけを見ていては追いつけませんから、日経電子版や証券会社のサイトなどで世界のニュースをチェックするようになりました。投資を通して、普通の日本のミュージシャンの感覚とは違う世界観を持てたと思います。
バキの最強死刑囚達は″敗北を知りたい″と言うより″身の程を知りたい″が正しいんじゃないのか。
バキの人気エピソードである最強死刑囚変では4人の死刑囚が″敗北を知りたい″と言う志の元、監獄から抜け出し、いずれも日本に趣きバキ達に戦いを挑む。
しかしこの死刑囚達は敗北を知りたいと言う割に作中最強の登場人物である範馬勇次郎に、戦いを挑んだのが範馬勇次郎の判断に口を挟んで結果的に殺された柳龍光だけと言う有り様であり、戦略差がありながら範馬勇次郎に戦いを挑んだ愚地独歩の方がよっぽど″敗北を知りたい″である。
それに最強死刑囚達は諦めが悪い死刑囚が多く負けを認めないし、これはいわゆる″敗北を知りたい″と言うより″身の程を知りたい″ではないのだろうか。
死刑をはね除けるだけのパワーはある、しかし最早特にやりたい事がない格闘ジャンキー達が最後に見た夢。
それが″敗北を知るぐらい相手を選ばず格闘に興じれば良かった(敗北を知りたい)″だったとしたら、諦めが悪く何故か範馬勇次郎には戦いを挑まない死刑囚達の行動にも合点が行く。
見方を変えると最強死刑囚編は井の中の蛙が、井の中を抜け出したいと願った話なんだ。
″敗北を知りたい(最早生きる目標の無い自分を興じた戦いの中で殺して欲しい)″″でも死にたくない″と言う矛盾した心持ちの中、普通に生きれなかった男達がついに負ける(狂言自殺を繰り返した芥川がついに死んでしまう)ような悲しい物語…としてのスピンオフなら西尾維新がバキのノベライズ化をお願いされた際に書きそうだがきっと駄作になるだろう。
【人生逆転バトル カイジ(TBSテレビ)感想】淡々と自分がやるべき事だけをやったニートチャーハンが勝った。
■【敗者復活戦】ウザい人間、裏切りそうな人間は脱落が決まっていた敗者復活戦
リアルカイジでは敗者復活戦があり、その復活は勝ち抜いた勝者が決めた。
この時点で裏切りそうな人間に勝ち目はなく、勝者側がどこまで原作カイジを読んでいたかは知らないが、地下労働施設が登場する可能性がある以上、ウザイ奴も復活させたくはない(生活を共にしたくない)。
結果的に番組が映えるという忖度もあり、3名の勝者側がカイジ芸人の伊藤こう大を選んだのは、番組側だけではなく勝者側に取っても後に良い選択になっただろう。
■【二戦目】多数派を決めるゲームで何故か裏切りと嘘を連発するヤバい奴を脱落させる結果を作った伊藤こう大
伊藤こう大の存在は地下労働施設の生活を明るい物にしていたし、多数派を選ぶゲームなのに、何故かエキセントリックな嘘と裏切りで自ら信頼感を失う行動に出た″ヤバい奴″に対して、最初に″ヤバい奴がいるじゃないか″と言い放ち、その後の彼の行動が最終的に″ヤバい奴″を振るい落とす結果になった。
■【地下労働施設-最終戦】潰し合いが予想される状況の中でわざわざヘイトを貯めるチャレンジャー達
最後は伊藤こう大含めた4人のメンバーが最終戦に進んだが、競艇主婦に関してはこの後、メンバー感で潰しあいがあるゲームが用意される可能性があるのに、わざわざ3日間ペリカ欲しさにシャワーを浴びないと言う選択肢を選んだり、カイジと同性同名のチャレンジーに関しては、相手に金額を要求する際に小馬鹿にした態度にしたりと、自分からマイナスを作っていた(伊藤こう大には大きなマイナスは亡かったが、ゲームを盛り上げる為か、他のチャレンジーがチャレンジしている際に失敗を、祈ったりやはり小さなヘイトを貯めていた。しかしニートチャーハンが鉄棒チャレンジをしている際には応援したりと、基本的に性格が良い人なんだろう)。
■【最終戦】勝者はニートチャーハン
結果的に勝者になり現金を手にしたのは通称″ニートチャチャーハン″と呼ばれた男で、自己主張の少ない男だった。
彼が唯一ゲーム中に他人にヘイトを口にしたのは、勝者が敗者から一名を引き上げると言う決断を委ねられた際に″ホスト以外なら誰でも良いです″と言う自己主張をした時以外で、それ以外は場の雰囲気を乱したりせず、人の失敗を望んだりせず只ひたすら、ゲームを黙々とやりとげる姿にニートらしさはあまりなかった。
■【感想】相応しい人間が優勝した番組
競艇主婦に関しては、ゲームが終わった後、″ゲームは楽しかったので、今でもまだ魂がちゃんと入ってないって感じでまだいつもの生活に戻りきれていない所あります″と、ゲームに勝っても、ギャンブルジャンキーになってしまった本作のカイジのように良からぬ台詞をはいた。
伊藤こう大についてはニートチャーハンが勝った際の言葉に感動して泣き、賞金こそ取れなかったが、好感度はあの番組でかなり上がったと思う(カイジと同性同名のチャレンジーについては、見た目の清潔さがニートチャーハンの下位交換と言う感じだったので、4人の中で一番ふさわしい人間が勝った番組になったと思う)。
結果的に優勝後
″借金を返して普通の社会人に戻りたい″
″絶対に働こうと思いました″
″他の人と二日間生活してやっぱり働いていた方が人生楽しいんじゃないかと思いました″
と決意を新たにしたニートチャーハンが優勝しカイジ人生逆転バトルはあの終わり方が一番清々しかったのではないかと思える。
(ニートチャーハンは清潔感もあるし身体能力もある程度高いし黙々と目標をやり遂げるし人生を再生できそうな要素が大きかった。)
しかし原作のカイジについては勿論フィクションだが、原作さながらに目の前の光景をニヤニヤ眺めている視聴者に、原作さながらに狼狽し叫び人を騙すチャレンジャー達。
カイジの舞台を番組にしたら、普通に原作張りのリアルな人間ドラマが生まれてしまったのは、私たちがカイジを絵空事とは笑えない人間社会に生きている事が分かって怖い。