【政治的主張もなければ、中立でもない】時代遅れのみのもんたという男が最後にすがり付いたネット番組「よるバズ!」

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 みのもんた (本名:御法川法男) という男は 1980年4月に彼の出世番組でもあるプロ野球ニュースがはじまってからというもの、 2014年3月28日の 『朝ズバッ!』が終了するまで実に30年の間(実際には2007年9月末に「午後は○○おもいっきりテレビ」が一旦終了した時に彼の凋落はもう誰の目にも明らかなほどにはじまっていたのだが)司会業の巨人としてメディアに君臨し続けた。 しかし今やその司会業という席にはどっかりと、ちょうど 「午後は○○おもいっきりテレビ」が打ち切りになったのと入れ替わりで全国区で番組を始めたミヤネ屋の宮根誠司が座っている。

そもそもこの男にはニュース番組のコメンテーターとしてのイメージもつよいのだから、何か政治的主張はあるのかというと 息子が再逮捕された時に「当社の社員が再逮捕されたことは ... 今の日本の治安を守っている警察というものも信じたい」と、″今の日本の治安を守っている″という含みのあるニュアンスで喋ったり、落ち目になった現在起死回生が手段として始めた(1ヶ月9日たった今でも本人マークまでTwitter社につけてもらいながらフォロワーが7977人しかいない)Twitterで 「自衛隊きちんとしてほしいね」と語ったり彼の政権批判は、自分の欲しいものを頂戴する為のパフォーマンスのためにあるもので、鳥越俊太郎や 小倉 智昭のような分かりやすい左翼でもなければ、 青山繁晴のような分かりやすい右翼でもない。 だからと言って 池上 彰のような分かりのよいニュース解説ができる訳もない。          

お茶の間の人気者、世間の代弁者にはマツコ・デラックスがいて、有吉弘行がいて、そしてなによりミヤネ屋の宮根誠司がいる。 世間の代弁者の椅子というものは、大抵の場合金を持ってテレビマンからちやほやされだしたら、完全にずれた事を言い出し「世間の代弁者」という肩書きだけが残るのだが、その肩書きだけで30年近くもよく飯を食ってきた。
挙げ句今まで「お嬢さん」なんていう歯の浮いた台詞で媚をうっていたオバサン世代は全員くたばったか、今のオバサンはみのもんたにはなびかないのか、とにかくそんな事情もあり「みのもんたのよるバズ!」なるネット番組を始めた彼だが、ネット民に人気のでた 小林幸子の上部だけなぞろうとしてもそうはいくものではない。

みのもんたがここまでしてメディアに居座ろうとする裏には自身の資産の税金を払うだけでも大変なお金がかかるし、自身が社長を勤める水道メーター会社のニッコクを守りたいという思いがあるからなのだろうが、(しかし根底にあるのは彼の権力欲だ)その資産のせいで、萩本欽一大橋巨泉のような落ち着いた老後が持てずに、挙げ句「みのもんたのよるバズ!」なるネット番組をはじめてしまいみのもんたの完全な凋落を世間に印象づけた。 政治家の小沢一郎もそうだが、みのもんたも、凋落がはじまりこれからが踏ん張り所という時期に奥さんをなくしている(小沢一郎は離婚)。 離婚してからの小沢一郎はというと、 山本太郎となかまたちという政党を立ち上げたりと本当にひどいものだった。 みのもんたも、もう駄目だろう。